2010年10月08日

【紫尾神社】【紫尾神社上宮】(鹿児島県さつま町 )

2010年1月19日参拝

鹿児島県北西部の出水市と薩摩郡宮之城町(現・さつま町)との境にある北薩摩地域の最高峰である紫尾山(標高 約1067m)。

紀元前24〜158年頃、秦(中国)の徐福が始皇帝の命を受け、不老不死の仏薬を求めて日本に渡来し、串木野の冠岳を経てこの山頂で紫の冠の紐を神々に奉納したことから「紫尾」の名が生まれたと云われます。

また、507〜531年頃、この山中で修行中の空覚上人の夢の中に神(この山の大権現)が現れ、その教えに従い翌朝山頂に立つと、山の神々が紫の雲のごとく尾を引いたようにたなびいていたことから、「紫尾山」の名が付いたとも伝えられています。

その山頂北面直下には「紫尾神社上宮」があり、そのため別名「上宮山(かみみややま、じょうぐうさん)とも称されます。

紫尾神社上宮
〒899-0215 鹿児島県出水市武本(紫尾山頂北側)⇒[ MAPPLE地図 ]
≪御祭神≫
 ・伊弉冉命(いざなみのみこと)
 ・事解男命(ことさかのをのみこと)
 ・速玉男命(はやたまのをのみこと)

また紫尾神社上宮を、「上宮神社」とも称しますが、これは下宮(※下記)に対する呼称によるそうです。

そして、その紫尾山の東麓のさつま町紫尾門前に鎮座するのが、下宮の「紫尾神社」です。

歴史は古く、第8代天皇・孝元天皇(紀元前214年〜紀元前158年)の時代に開山されたと伝えられ、第26代・継体天皇(507年〜531年)の時代に、空覚上人が「上宮」から紫雲が麓の地に下りた夢を見て、山麓に「紫尾山祁答院神興寺」と「紫尾山三所権現」(現在の紫尾神社)を建立したといいます。

また、昔山頂にあった社が、たびたび暴風で倒壊し、また祭祀にも不便だったことから、南東側山麓の鶴田町(現:さつま町)門前と北側山麓の高尾野町紫引(出水市)の2ヶ所に分祀したともいいます。

紫尾神社
〒895-2103 鹿児島県薩摩郡さつま町紫尾門前⇒[ MAPPLE地図 ]
≪御祭神≫
 ・瓊々杵命(ににぎのみこと)
 ・穂々手見命(ほほでみのみこと)
 ・草葺不合命(うかやぶきあへずのみこと)

昔は、伊弉冉命(いざなみのみこと)・事解男命(ことさかのをのみこと)・速玉男命(はやたまのをのみこと)が御祭神であったといいます。

紫尾神社の隣接には、紫尾区営温泉(紫尾温泉)がありますが、この源泉が紫尾神社拝殿下から出ていることから、別名「神の湯」とも呼ばれているそうです。

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posted by miya at 00:00| 大分 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) |  ├ 神社・神宮(鹿児島県) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月16日

【松尾神社】(鹿児島県さつま町)

2010年1月19日参拝

さつま町求名(ぐみょう)の稲富神社より続いて向ったのは、さつま町宮之城屋地の【松尾神社】 
松尾神社・鳥居.JPG


稲富神社より、国道267号線を南西に約15kmほど下り、川内川を渡って、約500m進んだ先の「宮之城駅前」信号を過ぎた次の信号を左に曲り、約250m進んだ先に鎮座しています。
さつま町役場からは、南東約400mの場所にあります。

松尾神社
松尾神社 (2).JPG
≪御祭神≫
 ・大山咋神(おほやまくひのかみ)
 
鳥居をくぐると、左側には家があり(宮司さん宅かな?)、正面に「松尾神社」、右側には「愛宕神社」(写真の右端)があります。

松尾神社は、現在「愛宕神社」内に移されて祀られていますが、宮之城町史の文政6年頃の古図を見ると、現在の位置より約西北西400mの場所に松尾大明神として祀られていたようです。


松尾神社の神様に宜しくお願いしますとご挨拶(^人^)
そして、日も沈みかけているのでゆっくりする暇もなく、急いで「紫尾神社」に向かいますダッシュ(走り出すさま)

松尾神社】:鹿児島県薩摩郡さつま町宮之城屋地⇒[ MAPPLE地図 ]




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2010年09月15日

【稲富神社】(鹿児島県さつま町)

日奈久温泉神社の続きに戻りますかわいい
2010年1月19日参拝

日奈久温泉神社に参拝し終わった後、国道3号線を南下し、鹿児島県出水市から国道328号線に入り、鹿児島県薩摩郡さつま町紫尾にある「紫尾神社」に向かいました。
そして通り道の近くに紫尾の滝があるということでついでに寄ってみることに。

しかしこの途中で、大型トラックが事故を起こし、国道328号線が通行止めになっているという事件が発生ダッシュ(走り出すさま)あせあせ(飛び散る汗)

どうしよう・・・と、車の誘導をしていた警察の方に、さつま町に行く道を訪ねると、近道はあるけど地元じゃない私たちにはわかりづらいだろうということで、まず伊佐市方面に(国道328号線から少し上に向かい国道447号線に入り東へ)行き、そこからさつま町に(国道267号線に入り南西へ)向う大回りなルートを教えていただきました(^人^;)

しかしこのルートでは、最後に行く予定だったさつま町求名(ぐみょう)の「稲富神社」が一番近くなってしまうということで、急遽順番が変更になり、先に「稲富神社」に向うことになりました。
これにより紫尾の滝も断念。。。(− −;)

そして教えてもらった国道447号線を伊佐市へ向ってる途中で、少し近道ができそうな県道48号線を見つけたので入り、クネクネ道を30〜40kmほど進んだぐらいでしょうか、大口宮人地区にある北薩病院のすぐ西の道を南に約2km下った所に「曽木の滝」があるということで、行き道ついでにこっちに寄ってみることにしました。
・・・が、曽木の滝の駐車場に着くと団体の方々が滝の展望台に向ってる途中だったので、降りてくるまで待つには回り道をした分あまり時間がなかったせいもあり、これまた急遽諦め駐車場を出ました。
そして先に進むためにそのまま滝の横の橋を車で渡りながら曽木の滝を横目に見てみると、なんとなんと、素晴らしい滝ではありませんかexclamation×2
対岸から一枚だけでも写そうexclamation
と駐車スペースを見つけようにも、この橋付近から先が片道通行の工事中だったため、車を止めることもできなく、後ろ髪引かれながら泣く泣く曽木の滝を後にし、国道267号線に入って稲富神社に向ったのでした・・・(T T)泣


しかし、そんな私たちの目の前の空に、まるで私たちを癒してくれるかのような、歓迎してくれるかのような、美しい幻日・幻日環と日暈(内暈)が現われはじめましたぴかぴか(新しい)
急いで車を道路脇に止めて、写真を撮ろうとすると、今度はなんとA!!上部タンジェントアーク、パリーアーク、外暈(or上部ラテラルアーク)、環天頂アークと、約7種類の太陽の周りにできる気象光学現象(2010年01月20日の記事に記載⇒【生きててよかった\(T▽T)/】)が現れたのですぴかぴか(新しい)

これはまさに神様からのプレゼントに違いないexclamation×2と勝手に思ってる私ですが、本当に生きててよかった〜\(T▽T*)/ぴかぴか(新しい)
本当にここまで来てよかったグッド(上向き矢印)\(T▽T*)/と長旅疲れも吹っ飛びただただ感動しまくっていたのでしたぴかぴか(新しい)

この時の感動を思い出し、つい長々と道中日記を書いてしまいました(^^;)笑

さて、人生でもう二度と見ることがないかもしれない「一緒に現われた気象光学現象」の感動に浸りながら到着した、さつま町求名に鎮座する【稲富神社】(いなとみじんじゃ)は、国道267号線「さつま(薩摩)町求名」信号から500mほど進んだところにあります。


目印は木製の赤い鳥居

一番目の鳥居.JPG

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posted by miya at 00:00| 大分 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) |  ├ 神社・神宮(鹿児島県) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする