≪御祭神≫
・罔象女神(みつはのめのかみ)
阿蘇山の南西にある夜峰山(912.9m)の南麓に鎮座しています。
創建は平安朝期とされています。
塩井神社は、文禄2年(1593年)までは南郷谷総鎮守八坂神社の夏大祭の御神幸の社とされていました。
当時は塩井神社に一泊の後、翌日御本殿(八坂神社)に還幸されていましたが、天正年間(島津勢の当国侵入)の兵乱により塩井神社への神幸は廃絶されたと伝わります。
境内には「塩井社水源」があり、神社のすぐ北側にある夜峰山(よみねやま)の地下を通って境内に湧き出す水は、毎分5トンと豊富で、古来より「お汐井様」「おしおいさん」と崇められ、「不老長寿」「諸病退散」の御神水として尊ばれてきたそうです。
水源から流れ出た豊富な水は灌漑用水や飲料水に利用され、塩井川として白川に注がれていきます。
この塩井川は南阿蘇で唯一西から東へ流れる川として知られ「ノンボリ(上り)川」とも呼ばれているそうです。
また、「夜峰山」は、健磐龍命(たけいわたつのみこと)の妻阿蘇津姫命(あそつひめのみこと)が出産の際、姫が身を隠せるように一夜で築き上げたという神話が残されているそうです。
境内にある「塩井社水源」
綺麗な水に住むアメンボ
この塩井社を訪れたときは、残念なことに日が傾いた夕暮れ時。
薄暗い写真しか取れずに残念でしたが、なんとか明るく補正できたので。。。雰囲気だけでも。
【塩井神社】:熊本県阿蘇郡南阿蘇村中松松の木⇒[ 地図 ]
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