≪御祭神≫
・神倭伊波禮毘古命(かむやまといはれびこのみこと)【神武天皇】
日豊海岸の入津湾の支湾である畑野浦湾南端、江武戸鼻(えぶとはな)に鎮座しています。
その昔、神倭伊波禮毘古命(かむやまといはれびこのみこと)が日向の高千穗宮【宮崎県高千穂町】より畝傍(うねび)の白檮原宮(かしはらのみや)【奈良県橿原市の畝傍山の麓】に遷られる途中、大嵐に遭遇し、一時的に畑の浦に御船を停泊され、嵐が早く止むことやこの村の安泰を祈願したところ、やがて嵐が収まったので村人は大いに喜び、神倭伊波禮毘古命一行は、米や水を積んで江武戸鼻から出航されたといいます。
その際、神倭伊波禮毘古命は、海上に突き出た岩礁に御幣を立て、海上安全と武運長久を天津神や海の神に祈願したと伝えられます。
後に、その近くに神倭伊波禮毘古命を祀る祠を建立し、一般船人たちの海上安全の守護神としてをお祀りされました。さらに後年、佐伯藩主は海上豊漁の神として、入津浦の庄屋に社殿を建立させたと伝わります。
国道388号線から細い道を通って江武戸神社に向かうと、まず社殿の横に到着しますが、鳥居は社殿正面の参道を浜辺に向かうと、海に面して立っています。
海に面した鳥居
参道
なんだか、南国を思わせる景観です。
境内
拝殿
拝殿彫刻
拝殿と御本殿
鳥居が立つ江武戸鼻の浜辺
海に面した鳥居に向かって浜辺に出ると、たくさんのハマゴウとハマユウが海岸線に沿って生殖しています。
ハマゴウ【浜拷】 ハマユウ【浜木綿】
毎年7〜9月頃には、綺麗な花を咲させるそうです。
ハマゴウとハマユウの花を愛でながら浜辺でお弁当なんて心地良さそうですね(^^)
浜辺を東にむかって歩いていくと、遥か昔、神倭伊波禮毘古命一行が出航に際して、海上安全と武運長久を天津神や海神に祈願したと伝えられる注連縄が張られた岩礁があります。
≪御祭神≫
・天祖皇神(あまつみおやのすめかみ)【高天原にいらっしゃる神々】
・海神(わたつみのかみ)
参拝して戻っている途中に見えてくる海に面した鳥居。
浜辺を歩いていると、何隻かの漁船が行き来しているのを見かけました。
そのうち、大漁の旗をはためかせた漁船が江武戸神社前で停止して、神社に向かって参詣している姿が目に入りました。
今も信仰を欠かさない地域の人々の姿に感動したのを覚えています。
鹿の角
帰りに見つけた鹿の角。
昔、TVでどこかの国が、オスの鹿の角を見つけるととても幸運だとか、魔除けになるとか言っていたのを思い出し、日本では神様のお使いだし、これは頂きなさい。ってことなのかも!?
と一瞬思い持って帰ろうと思いましたが、自然にかえすのが一番いいのかもしれない。。。
と、後ろ髪をひかれながら、江武戸神社を後にしたのを思い出しました(^^;)
その途中、江武戸神社の近くの漁港で車を止めて、海をのぞき込むと、水深はたぶん2m以上・・・?
ありそうですが、佐伯の海は透き通ってて本当に綺麗です♪
クラゲも気持ち良さそうに泳いでいたので

【江武戸神社】:大分県佐伯市蒲江大字畑野浦⇒[ Googleマップ ]
大分のホテル・宿予約は≪じゃらん≫

≪楽天トラベル≫大分のおすすめホテル・宿はこちら

ビジネスに!旅行に!おすすめのホテル・宿満載です♪