≪御祭神≫
・神功皇后(じんぐうこうごう)【息長帯比賣命(おきながたらしひめのみこと)】
創始は、寿永2年(1183年)と伝わります。
十二世紀末頃の源平争乱期、緒方を中心に肥後や日向にまで勢力を伸ばしその名を轟かせていた武士団の棟梁 緒方三郎惟榮(おがたさぶろうこれよし)は、平氏の御家人でありながら平氏の横暴な振る舞いに怒り、縁のあった宇佐神宮を焼き討ちにするなど源氏側の武将として活躍します。
しかし宇佐神宮焼き討ちの時に流れ矢が膝に当たり、どうしても抜けないという不可解なことが起こりました。これを宇佐神宮の神罰だと考えた緒方三郎惟榮は、襲撃の許しを請うべく自分の領地を神に寄進し、そこに宇佐神宮の分霊を将来にわたって祀ることを誓うと、不思議と矢が抜け傷もたちまち癒えたといいます。
そして3本の弓を同時に放ち、刺さった場所に一ノ宮、二ノ宮、三ノ宮を建てたといわれています。
それが、久土知区の「一ノ宮八幡宮」、原尻区の「二ノ宮八幡宮」、そしてこの上自在区の「三ノ宮八幡宮」で、この三社のことを『緒方三社』といいます。
この三ノ宮八幡宮は、原尻の滝から、北東約1.2kmの上自在地区に鎮座しています。
鳥居
神門
社殿
御本殿
【三ノ宮八幡宮】:大分県豊後大野市緒方町上自在⇒[ Googleマップ ]
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