≪御祭神≫
・高皇産靈神(たかみむすひのかみ)
・神皇産靈神(かむみむすひのかみ)
・魂留産靈神(たまつめむすひのかみ)
・生産靈神(いくむすひのかみ)
・足産靈神(たるむすひのかみ)
・大宮比賣神(おほみやめのかみ)
・事代主神(ことしろぬしのかみ)
・御膳津神(みけつかみ)
≪相殿≫
【金刀比羅社】
・大物主神(おほものぬしのかみ)
社伝によると、第54代仁明天皇の御代、承和11年(845年)9月に、豊後を拝任していた坂上大宿禰(さかのうへのおほすくね)によって創建され、「八柱宮(やはしらみや)」・「宮尾(みやを)」と称されていたそうです。
八柱神社の御祭神は、現在、宮中三殿(賢所・皇霊殿・神殿)のうちの「神殿」にお祀りされている神々と同一で、「神祇官八神(じんぎかんはっしん)」・「宮中八神(きゅうちゅうはっしん)」・「御巫八神(みかむなぎやはしらのかみ)」・「美保貴神(みほぎのかみ)」・「鎮魂八神(みたましづめやはしらのかみ)」などともよばれています。
爰 仰從二皇天二祖之詔一 建二樹神籬一 所謂 高皇産靈 神産靈 魂留産靈 生産靈 足産靈 大宮賣神 事代主神 御膳神 已上 今御巫所奉齋也 (『古語拾遺』)
〜爰(ここ)に皇天(あまつかみ)二(ふたはしら)の祖(みおや)の詔(みことのり)に仰從(したが)ひ、樹(き)の神籬(ひもろぎ)を建(た)つ。所謂(いはゆる)高皇産靈(たかみむすひ)。神産靈(かむみむすひ)。魂留産靈(たまづめむすひ)。生産靈(いくむすひ)。足産靈(たるむすひ)。大宮賣神(おほみやめのかみ)。事代主神(ことしろぬしのかみ)。御膳神(みけつかみ)。已上、今(いま)の御巫(みかむなぎ)に齋(いはひ)奉(まつ)れるなり。〜
八柱神社は、JR坂ノ市駅(日豊本線)から南、県道38号線に沿って約2km進むと、左手に社号標と鳥居が見えてきます。
鳥居
社殿
神額 拝殿
高皇産靈神(たかみむすひのかみ)は、天と地の始まりの時に、高天原に成られた(出現された)神で、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)・神皇産靈神とともに天地の万物を生々化育する造化主宰の神【造化参神(ぞうけさんしん)】で、別天神(ことあまつかみ)の第2代の神です。高御産巣日神・高木神とも記され、大祓詞などには皇親神漏岐命(すめむつかむろぎのみこと)として登場します。
神皇産靈神(かむみむすひのかみ)は、天と地の始まりの時に、高天原に成られた(出現された)神で、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)・高皇産靈神とともに天地間の万物を生々化育する造化主宰の神【造化参神】で、別天神の第3代の神です。大祓詞には皇親神漏美命(すめむつかむろみのみこと)として登場します。
生産靈神(いくむすひのかみ)は、葦の芽のように勢いよく芽生えて伸びていく、活動してやまない、生きて活動する霊魂を主宰する生成と発展の神、別天神第4代の神です。宇摩志阿斯訶備比古遲神(うましあしかびひこぢのかみ)の奇魂(くしみたま)と荒魂(あらみたま)です。
魂留産靈神(たまづめむすひのかみ)は、安定した精神、秀れた智、浮かれ往く魂を身体の中心に鎮め留めることの霊魂を主宰する神、別天神第5代の神です。天之常立神(あめのとこたちのかみ)の幸魂(さきみたま)です。
足産靈神(たるむすひのかみ)は、不足することなくして豊かに充実・具足することの霊魂を主宰する神、神世七代の第2代の神です。豐雲野神(とよくもののかみ)の和魂(にぎみたま)です。
大宮比賣神(おほみやめのかみ)は、心が和楽して一切の憂いや苦悩がなくなるよう、霊魂を和やかにする神で、天宇受賣神(あめのうずめのかみ)【天之鈿女神】ともいいます。
御膳津神(みけつかみ)は、生育する食物を悉く大御食とし、日々の供えもの食べ物の神です。
事代主神(ことしろぬしのかみ)は、この世、あの世のこと万事を知り尽くして、国土を安穏に治める境地に進む心境と、言葉の威力・言霊の神で、美都齒八重事代主神(みつはやへことしろぬしのかみ)ともいいます。
御本殿
社殿
八柱の神々の御働きは遥かに高く尊く大きいです。
参詣の際は、心を正して参拝されて下さい。
◎境内社【稲荷神社】
≪御祭神≫・保食大神(うけもちのかみ)【宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)】
・猿田彦大神(さるたひこのおほかみ)
八柱神社由緒板
(参考:豊の散歩道 〜Toyo no Sanpo-michi)
【八柱神社】:大分県大分市屋山⇒[ Googleマップ ]
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