≪御祭神≫
[東殿]
宗像大神
┗ 田心姫命(たこりびめのみこと)
┗ 湍津姫命(たきつひめのみこと)
┗ 市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)
[中殿]
住吉大神
┗ 表筒男神(うはつつのをのかみ)
┗ 中筒男神(なかつつのをのかみ)
┗ 底筒男神(そこつつのをのかみ)
[西殿]
八幡大神坐
┗ 品陀和氣命(ほむだわけのみこと)【應神天皇(おうじんてんのう)】
┗ 帶中日子命(たらしなかつひこのみこと)【仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)】
┗ 息長帶日賣命(おきながたらしひめのみこと)【神功皇后(じんぐうこうごう)】
≪東脇殿≫
・齋主神(いはひぬしのかみ)【經津主神(ふつぬしのかみ)/布都御魂神(ふつみたまのかみ)】
古くは『宗像八幡社』とも称され、およそ1900年前の景行天皇(けいこうてんのう)【大帶日子淤斯呂和氣命(おほたらしおしろわけのみこと)】の御代、天皇が土蜘蛛の征圧にあたり、この地を訪れた際、眞早(まはや)という人への神託により「宗像三女神」を祀ったのが始まりと伝えられます。
さらに、白鳳元年(671年)には、豐前國 山田庄長の横武氏へ神託があり「住吉大神」がお祀りされました。
「八幡大神」は、奈良時代以降になってお祀りされたそうです。
天平神護3年(769年)10月には、宇佐神宮の神託の真偽を確かめるため宇佐に派遣された和氣清麻呂(わけのきよまろ)が、宇佐に向かう途中の路上から大富神社を遙拝したとも伝えられます。
それ以来、大富神社は、宇佐神宮への勅使(宇佐使)の宿泊地として利用されるようになり、境内には、この時、勅使が炊事や茶湯に利用したと伝えられる『勅使井』が残っています。
この大富神社は、「道の駅豊前おこしかけ」から南に約1kmの所に鎮座しています。
西参道「駐車場側」
社殿
御本殿の神額
御本殿
勅使井 案内板
社記によれば勅使(天皇の特使)が大富神社に参向の時、この井戸水を汲んで炊事に用いたり、茶水として利用したことから、『勅使井(ちょくしゐ)』の名がついたと伝えれます。
現在でも、宇佐神宮への勅使が遣わされるにあたっては、宇佐神宮へこの「勅使井」の御水が祭事用の御神水、御茶湯の水として献上され続けているそうです。
【大富神社】:福岡県豊前市四郎丸256⇒[ Googleマップ ]
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