2011年12月07日

【田笛神社】(大分県豊後高田市)

大分県豊後高田市界に鎮座する【田笛神社】(たふえじんじゃ)

田笛社.JPG

≪御祭神≫
 ・應神天皇(おうじんてんのう)【八幡大神】


宇佐神宮の境外摂社を『八箇社』(田笛社、鷹居瀬社【鷹居社・郡瀬社】、大根川社酒井泉社乙梼ミ妻垣社小山田社)と呼び、その一社。
また、宇佐神宮行幸八ヶ社(同上)のひとつでもあり、6年に一度、神輿が巡幸していました。

創建は不詳ですが、天平神護元年(765年)閏10月8日の八幡大神の神託によると、八幡大神が御遊化(御修行)の昔、高知保(豐後・日向・肥後國の中の広野)から、豐前國と豐後國の境(現:田笛)に到着し、この場所で田笛を吹き、田の飯(稲穂の収穫)をもたらされたと伝わります。それで「田布江(田笛)」といいます。

次 田布江 豐前 豐後國境 同時神託
豐前國豐後國至着田布江 云々
古老傳云 田笛也 大御神御修行之昔 於此所吹田笛 令得田飯之坐 故云尓也

〜次、田布江(たふえ)。豐前。豐後の國(くに)の境(さかひ)。同じ時の神託。
「豐前國と豐後國の中(なか)に吾(あ)れ至(いたり)(つ)く。田布江と號(まを)す」云々。
古老傳(つた)へ云(い)ふ。田笛(たふえ)なり。大御神、御修行の昔(むかし)、此(こ)の所(ところ)に田笛(たぶえ)を吹(ふ)き、田(た)の飯(いひ)を得(え)さしめ坐(ましま)す。故(かれ)(しか)云ふなり。〜

(『八幡宇佐宮御託宣集』日本國御遊化部)


この田笛神社は、豊後高田市街地から国道213号線を宇佐市のほうに向かって進んでいると、右手に山田商店があり、その反対の左手のほうに、細い道があるので、そこを左折して入っていくと、左手に鎮座しています(^^)


御本殿
御本殿.JPG


田笛神社】:大分県豊後高田市界字田笛⇒[ Googleマップ ]

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posted by miya at 11:18| 大分 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) |  ├ 神社・神宮(大分県) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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