≪御祭神≫
・應神天皇(おうじんてんのう) 【八幡大神】
・他柱
宇佐神宮の境外摂社を『八箇社』(田笛社、鷹居瀬社【鷹居社・郡瀬社】、大根川社、酒井泉社、乙梼ミ、妻垣社、小山田社)と呼び、その一社。
また、宇佐神宮行幸八ヶ社(同上)のひとつでもあり、6年に一度、神輿が巡幸していました。
「大禰河社」 (おほねがはしゃ)とも称し、創建年代は不詳ですが、天平神護元年(765年)閏10月8日の八幡大神の神託によると、八幡大神が御遊化(御修行)の昔、鷹居・郡瀬(現:鷹居瀬社)から大禰河に至り、この川辺で大根を召しあがられたと伝わります。故に「大禰河(大根川)」(おほねがは)といいます。
次 大禰河 同郡 同時神託
自利其至流大禰河 云々
古老傳云 大禰河也 大御神御修行之昔 於此河邊被召大根 故云尓也 有社 有祭矣
〜次、大禰河(おほねがは)。同じ郡。同じ時の神託。
「其(それ)自(よ)り大禰河(おほねがは)に至(いた)る。」云々。
古老、傳(つた)へ云(いは)く。大禰河なり。大御神、御修行の昔、此(こ)の河邊(かはべ)に大根(おほね)を被召(めさ)る。故(かれ)、尓(しか)云(い)ふなり。社(やしろ)有(あ)り、祭(まつり)有(あ)るなり。〜
(『八幡宇佐宮御託宣集』日本國御遊化部)
この大根川神社は、宇佐市から中津市に向かって国道10号線を進み、中津バイパス(国道10号線)と国道213号線が分岐する300m手前の左手に鳥居が見えます。
鳥居をくぐり進むと、小さめの石鳥居が車道横に建っています。
二番目の石鳥居
鳥居の扁額には「八幡宮」
社殿
御本殿・境内社
本殿彫刻 神額
社殿のすぐ近くを流れる「大根川」
今では舗装され川幅も狭いですが、昔は川幅も広く景色もよかったのでしょうね(^^)
河童・次郎ェ門渕碑
社殿の左手の大根川の手前ある「河童・次郎ェ門渕碑」と彫られた石碑。
毎年4月中旬に行われる大根川神社例祭「かっぱ祭り」の時に、「河童踊り」(河童を封じ込める踊り)が奉納される場所だそうです。
このお祭りは、200年前から水難、水飢饉を防ぐために始められたといわれます(^^)
【大根川神社】:大分県宇佐市大字佐野1344⇒[ yahoo!地図 ]
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