大杵社は,JR由布院駅の南側約1キロメートルのところに町を見下ろす感じで鎮座しています。
境内には杉の大木が数本ありますが、その中でも一番大きな大木はこちら、正面の拝殿左側にあります国指定の天然記念物の樹齢1000年以上と言われる大杉です
今回参拝させていただくのは2回目。
前回は、夕方の日が沈みかけの時に行ったため、大杉の巨大さとなんとも言えない雰囲気に畏怖さを感じて、近寄ることも写真を撮ることもできず逃げる感じで帰ってしまいました。
今回はリベンジという訳ではありませんが、ちょうど新しく2号館が湯布院にできるため観察を理由に、大杵社の昼間の雰囲気を見てみたくて行ってきました。
JR湯布院駅の南、11号線(別府一の宮線)沿いのゆふ斎場の脇に細い道があります。そこから入って少し進むと、こんな看板があります。
この看板の案内にしたがって右に曲がると、細くて急な坂道になります。
この坂道を上がった所が大杵社になります。車が二台ぐらい停めれる駐車場もありますが、途中の坂道は車一台通れるだけの幅なので行かれる方は気をつけて下さい。
私が行ったときには、少しの間だから誰も来ないだろうと駐車場の真ん中に止めていたら、タクシーが上がってきて駐車できずご迷惑をかけました(− −;)
やはり段々と夏に近づいているのですね、車から降りると 蚊が汗の匂いに釣られて近づいてきます。
大杵社の周りは鬱蒼と繁る大杉や木々たちに覆われていて、やはり昼間でも暗いほどです。
石の鳥居をくぐり、短い石階段を登ると大杵社があります。
まずは、大杵社の神々に御挨拶(^人^)
大杉を見に来た方もそのまま大杉に行くのではなく、この場所を守って下さっている大杵社の神にまず御挨拶されてくださいね。
拝殿のある由緒板
≪御祭神≫
[大杵社]
・椎根津彦命(しいねつひこのみこと)
≪合祀≫
[多賀社]
・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
・伊邪那美命(いざなみのみこと)
[歳神]
・保食命(うけもちのみこと)
由緒板によると、神武天皇が東征の際、航路をご案内した椎根津彦命をお祀りし、創立は弥生後期頃だそうです。
また、明治40年に滋賀県の多賀大社から伊邪那岐命と伊邪那美命を分霊して合祀したということも書かれています。そして、保食命を祭る歳神も合祀されています。
現在は、大杵社の北東のほうに鎮座しています「宇奈岐日女神社」の末社とされているそうです。
ご挨拶が終わり、思い切って左側を覗いてみると、やはり昼間でも恐れ多いほどの存在感を放っている御神木の大杉が見えました。
やはり迫力がありすぎて近くには行けませんでしたが、思い切って写真を撮ってみると、ちょうど場所が良いのか、太陽の反射で七色の光が映って綺麗なので載せちゃいます(^^)
大杉案内板
大杵社の大杉
根本周囲 13.3メートル
胸高周囲 10.9メートル
樹高 38メートル
境内には杉の大木が数本あり、その中でもこの杉が一番の大木です。幹の裏側(南)には大きな空洞があり、なかは畳が三枚もひけるほどの広さがあります。
この大杉は、大分県でもっとも大きな杉で樹齢は千年以上と言われていますが確かなことは判っていません<説明書きより>
あとでわかったことですが、中には神像が置かれているそうです。
この大杉の左側の端のほうにも石の鳥居がありました。登山口でもあるのでしょうか・・・、覗いて見ようと思ったらタクシーが来たので、中途半端に止めていた車を出すために断念・・・。
また、湯布院に行ったときは覗いてみます(^^)
【大杵社(おおごしゃ)】:由布市湯布院町川南746−19
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