≪御祭神≫
[牧霊大神](まきみたまおほかみ)
・天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
・高皇産霊神(たかみむすひのかみ)
・神皇産霊神(かむみむすひのかみ)
日向市から児湯郡都農町に向って国道10号線を下り「都農町境ヶ谷」信号を右折、約400m先の右側に鳥居が見えてきます。
古くは、都農の「牧神社」と称されていたそうです。
創建は、1725年(享保10年)6月12日、牧場の守護神として藩主が祀ったのが始まりと伝えられます。
「日本書紀」に、推古20年(612)正月、宮中の宴で、推古天皇が「馬ならば日向の駒」と詠まれたことが記されており、昔から日向の駒の名声は朝廷にも響き、日本一と称えられていたそうです。
また「延喜式」兵部省に、朝廷直営の官牧(馬牧牛牧)として馬牧全国27か所のうち、日向には野波野、堤野、都濃野の三か所に設置されました。都濃野馬牧が岩山牧の前身だと言われています。
高鍋藩が岩山牧を設置したのは慶長14年(1609年)で、安政4年(1759年)廃止になるまで約250年間多くの名馬が産出されたそうです。
【都農 牧神社】の続きを読む・・・