みなさまこんにちは(^^)
秋といえば、紅葉狩り

今年は、安芸の宮島に紅葉を見に行く予定でしたが、仕事の都合で行けなくなってしまったので、大分の紅葉名所のひとつ、豊後大野市の「
用作公園」(ゆうじゃくこうえん)に、四日前(11月25日)に行ってきました

何年か前に初めて来たときは、あまりの彩りの美しい光景に魅入られてしまい、その後2、3度訪れさせていただきましたが、今年は天候のせいか、綺麗に色づく前に枯れて落ちてしまう葉が多かったようで、例年の色鮮やかさが少なかったのが残念でした(^^)
心字池
でも第三駐車場につながっている東入口のほうに登って行くと、まだ鮮やかに色づいたカエデを見ることができましたよ(^^)
しかし、なんで「紅葉狩り」っていうの??
紅葉を狩ったらいけないじゃんっ!
ってみなさんは思っていませんでしたか?
私は今まで真面目に思っていました(^^;)
そこでブログに書くにあたり、ちょこっと調べてみたところ、『 紅葉狩り 』という言葉は、「万葉集」「源氏物語」などにも出てくるそうで、1200年以上前の奈良時代にすでに存在していたそうです。
もともと「狩り」という言葉は、けものを捕まえる狭い意味で使われていたんですが、それが野鳥・ウサギなどの小動物に広がり、果物などを採る意味(いちご狩り、梨狩り、ブドウ狩り、キノコ狩り)にも使われるようになり、やがて「狩り」は、草花を手の取り眺めたりすることにも使われ、「紅葉狩り」と言うようになったそうです。
あと、狩猟をしない貴族があらわれ、自然を愛でることを狩りに例えたという説もあるそうですよ。
・・・と話がずれてしまったので、戻しまして、この「用作公園」、一度目(2007年)に訪れた時は、本当に目を奪われてしまったほど、真っ赤な絨毯に黄色の絨毯、踏んでもいいの?っていうくらい、鮮やかな道、上を見ても下を見ても、ため息しかでてこないほど美しさに魅了されました

大分県内の紅葉の名所はあちこち訪れましたが、やっぱり用作公園が一番!と母がいうほど、本当に紅葉が美しい所です

(今年は残念でしたが・・・)
そして二度目(2008年)に訪れた時は、少し遅かったようで、散った葉も色あせていて、色鮮やかな絨毯が見れず残念でしたが、それでも鮮やかに彩るカエデが綺麗でした

その時の写真が残ってましたので、一緒に載せておきます(^^)
2008.11.18
心字池
「用作(ゆうじゃく)」という地名は、鎌倉期に大伴能直の八男能郷が志賀姓を名乗り、隣接地背子(せご)に地頭屋敷を構え、その所有する用作田(ようさくでん)がなまって伝わったものです。 文禄三年(1594年)中川秀成が岡藩主として入府し、岡藩が統治することになりました。寛文四年(1664年)藩主中川久清より岡藩第一家老中川平右衛門に参勤交代道に当たる重要な当地を与え、別荘地としました。
中川平右衛門はこの地に書院造の屋敷を構え、全山楓(かえで)と松を植え、心字池、丹字池を造り、さらには射撃場を作り洋風訓練の場としました。 また岡城の表玄関として文人墨客の来訪も多くなり南画家「田能村竹田(たのむらちくでん)」や儒学者「頼山陽(らいさんよう)」も訪れ岡藩の御客屋としての役割も果たしました。現在は町所有として、保存と活用に努めています。 朝地町(案内板より)
【
用作公園】
〒879-6213 大分県豊後大野市朝地町朝地町上尾塚⇒
[ Googleマップ ]TEL:0974-72-1111(朝地町企画商工観光課)
posted by miya at 16:18| 大分 ☀|
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紅葉の名所(大分県)
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