2013年05月10日

【伊勢天照御祖神社】(福岡県久留米市)

福岡県久留米市大石町に鎮座する【伊勢天照御祖神社】(いせあまてるみおやじんじゃ)

伊勢天照御祖神社・社殿.JPG

≪御祭神≫
 ・天照国照彦天火明尊(あまてるくにてるひこあめのほあかりのみこと)【饒速日命(にぎはやひのみこと)】 
             ┗・・・[天忍穂耳命と栲幡千千姫命の御子、瓊々杵尊の兄]


JR久留米駅の南西約500mのところに鎮座しています。
地元では、大石神社と呼ばれ、古くは、天照御前神社、大石太神宮などとも称されていたようです。
「延喜式」神名帳に記載されている、筑後國三井郡三座のうちのひとつ。

創始年代は不詳ですが、古の昔、物部氏によって祭祀されたのが始まりのようです。
御神体は、御本殿土間にある巨石で、この霊石が年々肥大するという伝承があります。



二番目の鳥居
伊勢天照御祖神社・鳥居.JPG



三番目の鳥居
伊勢天照御祖神社・二ノ鳥居・参道.JPG



社殿
伊勢天照御祖神社.JPG


伊勢天照御祖神社・社殿 (2).JPG



御本殿
伊勢天照御祖神社・御本殿.JPG



御祭神の饒速日命(にぎはやひのみこと)は、古事記、日本書紀、先代旧事本紀などにその名がでてきますが、奈良県天理市布留町に鎮座する石上神宮の『十種神寶祓詞』に、天降られた御由来などが伝えられています。

その『十種神寶祓詞』によると。。。
高天原にいらっしゃる皇親神漏岐【高御産巣日神】と皇親神漏美【神産巣日神】の詔命によって、皇神(すめかみ)たちが鋳造された『十種の瑞寶』(とくさのみづのたから)【瀛津鏡、邊津鏡 、八握劍、生玉、足玉、死返玉、道返玉、蛇比禮、蜂比禮、品物比禮】を、饒速日命(にぎはやひのみこと)に授けられて、天津御祖神(あまつみおやのかみ)は教え託(ことづ)けの詔(みことのり)を渡されました。
「汝、饒速日命。この瑞寶とともに豊葦原中國に天降られて、御倉棚(みくらだな)に鎮め置いて、蒼生【生きとし生けるもの】に疾病の事があれば、この『十種の瑞寶』を用いて、『一二三四五六七八九十(ひふみよいむなやこと)と唱へつつ布瑠部(ふるべ)。由良由良(ゆらゆら)と布瑠部(ふるべ)』。このようにすれば 死人(まかりしひと)も逝(い)き返るだろう」。
この教え託(ことづ)けの詔に従い、饒速日命は天磐船(あめのいはふね)に乗って、河内國(かはちのくに)の河上(かはかみ)の哮峯(いかるがみね)【現:大阪府交野市】に天降(あまくだ)りました。
その後、「十種の瑞寶」を『布留御魂神』(ふるのみたまのかみ)としてお祀りし、大和國山邊郡布留(やまとのくにやまべのこほりふる)の高庭(たかには)なる石上神宮【現:奈良県天理市布留町】に遷座され、代々、「瑞寶の御誨言」(みをしへこと)を蒼生のために『布留部の神辭』(ふるべのかむごと)として、御奉仕され続けられています。

十種神寶祓詞(とくさのかむたからのはらへことば)

高天原(たかまのはら)に神留(かむづまり)り坐(ま)す 皇親神漏岐(すめむつかむろぎ)神漏美(かむろみ)の命(みこと)(もち)て皇神等(すめかみたち)の鑄顕(いあら)はし給(たま)
十種(とくさ)の瑞寶(みづのたから)を饒速日命(にぎはやひのみこと)に授(さず)け給(たま)
(あま)つ御祖神(みおやのかみ)は言誨(ことをし)へ詔給(のりたま)はく
(いまし)(みこと)この瑞寶(みづのたから)を以(も)ちて 豊葦原(とよあしはら)の中國(なかつくに)に天降(あまくだり)り坐(ま)して 御倉棚(みくらだな)に鎮(しづ)め置(おき)て 蒼生(あをひとくさ)の病疾(やまひ)の事(こと)あらば この十種(とくさ)の瑞寶(みづのたから)を以(も)ちて
一二三四五六七八九十(ひふみよいむなやこと)と唱(とな)へつつ 布留部(ふるべ) 由良由良(ゆらゆら)と布留部(ふるべ)
かく為(な)しては(※)死人(まかりしひと)も生反(いきかへ)らむと 言誨(ことをし)へ給(たま)ひし随(まに)まに
饒速日命(にぎはやひのみこと)は天磐船(あめのいはふね)に乗(の)りて 河内國(かはちのくに)の河上(かはかみ)の哮峯(いかるがみね)に天降(あまくだ)り坐(ま)し給(たま)ひしを その後(のち)大和國山邊郡布留(やまとのくにやまべのこほりふる)の高庭(たかには)なる 石上神宮(いそのかみのかむのみや)に遷(うつ)し鎮(しづ)め斎(いつ)き奉(まつ)
代代其(よよそ)が瑞寶(みづのたから)の御教言(みをしへこと)を蒼生(あをひとくさ)の為(ため)に 布留部(ふるべ)の神辭(かむごと)と仕(つか)へ奉(まつ)れり
(かれ)この瑞寶(みづのたから)とは 瀛津鏡(おきつかがみ)邊津鏡(へつかがみ)八握剣(やつかのつるぎ)生玉(いくたま)足玉(たるたま)死反玉(まかるがへしのたま)道反玉(ちがへしのたま)蛇比礼(へみのひれ)蜂比礼(はちのひれ)品品物比礼(くさぐさのもののひれ)の十種(とくさ)を布留御魂神(ふるのみたまのかみ)と尊(たふと)み敬(いや)まひ斎(いつき)き奉(まつ)ることの由縁(よし)を平(たいら)けく安(やす)らけく聞(き)こし食(め)して 蒼生(あをひとくさ)の上(うへ)に罹(かか)れる災害(わざはひ)また諸諸(もろもろ)の病疾(やまひ)をも 布留比(ふるひ)(の)け祓(はら)ひ却(や)り給(たま)
壽命(いのち)(なが)く伊加志八桑枝(いかしやぐはえ)の如(ごと)く立(た)ち榮(さか)えしめ常磐(ときは)に堅磐(かきは)に守(まも)り幸(さきは)へ給(たま)へと恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)
(※)『死人(まかりしひと)も 生反らむ』は、死人がこの世に息を吹き返すことではなく、この世を去った御魂を黄泉國へ還すこと、この世を去った御魂との決別をあらわします。また今にもダメになりそうな物事を立て直し【起死回生】に導くことを意味しており、「なほひ」【曲がった心や行動(まがひ)を真っ直ぐな心や行動に直すこと】によって物事を立て直すように導く、その神教を示しています。

伊勢天照御祖神社】:福岡県久留米市大石町312⇒[ Googleマップ ]

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posted by miya at 16:00| 大分 | Comment(0) | TrackBack(0) |  ├ 神社・神宮(福岡県) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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