2012年02月24日

【天祖神社】と【金鱗湖】(大分県由布市)

大分県由府市湯布院町に鎮座する【天祖神社】(てんそじんじゃ)

天祖神社 (2).JPG

≪御祭神≫
 ・天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
 ・素盞鳴男命(すさのをのみこと) 
 ・軻遇突智命(かぐつちのみこと) 【火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)
 ・事代主命(ことしろぬしのみこと)
≪合祀≫
 ・大物主神(おほものぬしのかみ)

豊後富士とも称される由布岳(標高1583m)の南西の麓にある「金鱗湖(きんりんこ)の南東の湖畔に鎮座しています。

由緒板によると、景行天皇12年(82年)、豐後國速見郡に住む速津媛(はやつひめ)に勅して皇祖神霊を祀ったことが始まりだといいます。

鳥居
鳥居と社殿.JPG

社殿のすぐ裏は金鱗湖。境内は広くありませんが、鳥居の左側にある手水舎には、綺麗な湧き水が溢れており、その湧水で心身を清めると心が晴れやかになった気がしてきます。

社殿
 天祖神社.JPG


御本殿
本殿.JPG

湧き水
御神水.JPG 御神水 (2).JPG

由布岳から地下水脈を通り自然濾過された清水が境内の左右から滾々と湧き出て金鱗湖に流れ込んでいます。


             御神木                   金鱗湖に浮かぶ鳥居
御神木.JPG 金鱗湖に流れ込む湧水.JPG
                                      金鱗湖に流れ込む湧水


また、金鱗湖にはこんな伝説が残っています。

往古の昔、由布盆地は広大な湖だったといいます。
由布岳の女神である宇奈岐日女神(うなきひめのかみ)は、力自慢の道臣命(みちのおみのみこと)【蹴裂権現】に命じて、西の湖壁を蹴破らせ、湖水を奔流させると、やがて湖底から現在の盆地が現れました。

この時、湖底に棲んでいた一匹の大きな龍は、急激に湖水が減少したため神通力を失ってしまい、身を悶えながら小川を上り、天祖神に、「私は、長い間この湖に住んでいた龍です。この地に少しばかりの安住の地を与えてください。そうしてくだされば、ここに清水を湧き出させ、永くこの地を護りましょう」と訴えました。

天祖神は、竜の願いは聞き入れ、「岳本の池」【現:金鱗湖】が残されました。
龍は天祖神との約束を守り、現在も「岳本の池」には清水が滾々と湧き出ているといいます。
その後、竜は再び神通力を得、雲を巻いて昇天したと伝えられています。



【金鱗湖】
金鱗湖と金毘羅宮の鳥居.JPG
周囲約400m・最深部約2m


昔は「岳本の池」(たけもとのいけ)、「岳ん下池」(たけんしたのいけ)と呼ばれていた「金鱗湖」
明治17年(1884年)に、儒学者の毛利空桑(もうり くうそう)がこの地を訪れ、湖面から飛び跳ねた魚の鱗が夕陽に照り映え金色に輝くのを見て『金鱗湖(きんりんこ)と名付けたと言われています。

地底深部からも清水と共に温泉が湧き出ており、その温度差のために冬の早朝には湖面から霧が立ち上りとても幻想的な光景が見られます。

波.JPG


また、金鱗湖に浮かぶ鳥居は、龍我山 佛山寺 (天祖神社の南方200mにある臨済宗の古いお寺)にあった「金毘羅宮」(大物主神)の鳥居で、明治の神仏分離政策により金毘羅宮とともに、天祖神社に移されたそうです。

天祖神社の周りには車を止めるスペースがありませんので、周辺にある有料駐車場に停められて、湯布院の街中や金鱗湖の周りを散策されながら訪れてはいかがでしょうか(^^)

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posted by miya at 16:07| 大分 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) |  ├ 神社・神宮(大分県) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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