2012年02月20日

【宇奈岐日女神社】(大分県由府市湯布院町)

大分県由府市湯布院町に鎮座する【宇奈岐日女神社】(うなきひめじんじゃ)

楼門より.JPG

≪御祭神≫
 ・國常立尊(くにのとこたちのみこと)
 ・國狹槌尊(くにのさづちのみこと)
 ・彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)
 ・彦波瀲武鸕鷀葺不合尊(ひこなぎさたけうかやぶきあへずのみこと)
 ・神倭磐余彦尊(かむやまといはれびこのみこと) 【神武天皇】
 ・神渟名川耳尊(かむぬなかはみみのみこと) 【綏靖天皇】
 ・宇奈岐日女神(うなきひめのかみ) 【由布院開拓の祖神・由布岳の神】遙拝

創始は、景行天皇12年(82年)10月と伝わります。

往古、由布盆地は広大な湖でした。
ある日、由布岳の女神である宇奈岐日女神は、力自慢の道臣命(みちのおみのみこと)【蹴裂権現】に命じて、湖の壁を蹴破らせ、湖水を奔流すると、やがて湖底から現在の盆地が現れました。
女神は山麓で狩りをして暮らしていた村人たちに、お米の作り方や作物の育て方を教えられ、この地に田畑を開いたと伝えられています。

村人は宇奈岐日女神に感謝し「由布院開拓の祖神」として社を建てお祀りしました。これが由布岳をご神体とする『宇奈岐日女神社』のはじまりです。

また、社伝によると、景行天皇が豐後國速見郡に住む速津媛(はやつひめ)に迎えられ、土蜘蛛を征伐した時、この地の「二株一幹之霊杉」を見て、皇祖霊と崇め天神地祇皇祖の六柱をお祀りしたといいます。それにより「六所宮」とも称されます。

由布院は、古くは「柚富郷」(ゆふのさと)とよばれ、沢山の楮(こうぞ)の樹が群生しており、その楮(こうぞ)の皮の繊維を利用して木綿(ゆふ)【布地】を生産していた土地だそうです。
それに因んでか、「木綿神社」「木綿明神」とも称されていたようです。

柚富郷 在郡西 此郷之中 栲樹多生 常取栲皮 以造木綿 因曰柚富郷
〜柚富郷(ゆふのさと)。郡(こほり)の西に在り。此の郷(さと)の中に、栲(たく)の樹(き)(さは)に生(お)ひたり。常に栲(たく)の皮(かは)を取り、以(もち)て木綿(ゆふ)を造(つく)れり。因(よ)りて柚富郷(ゆふのさと)と曰(い)ふ。〜(『豐後國風土記』より)

ちなみに、由布院の「院」は、平安時代に、この里に稲などの租税を収蔵する倉院が設けられたことによるそうです。


宇奈岐日女神社は、JR由布院駅から南東に約1.2kmの所に鎮座しており、JR由布院駅の前を150mほど進んだ右側に大きな鳥居があるので、その鳥居をくぐって南東に1.2km進めば鳥居が見えてきます。

鳥居をくぐると、参道脇に「式内 宇奈岐囧女神社」と彫られた神額がありました。

参道に置かれた神額.JPG



神門
参道と神門.JPG



神門より
楼門より (2).JPG


参道と社殿.JPG



「神橋」と【宇奈岐日女神社】
神橋と宇奈岐日女神社.JPG


拝殿.JPG 宇奈岐日女神社.JPG

また、社殿の周りには、由布岳より流れ込んだ湧き水が湛えており、清らかな水の中で鯉が気持ちよさそうに泳いでいます。


御本殿
御本殿 (2).JPG



境内社【政正社(ただすしゃ)             【厳島社(いつくしましゃ)
左・政正社(ただすしゃ) (2).JPG 右・厳島社 (2).JPG
 
  【政正社】                       【厳島社】
  ・天津兒屋根命                    ・市杵嶋姫命
  ・天種子命
  ・菅原道眞命

社殿の前の神橋の途中の左右にお祀りされています。


境内右手にある「御神木の切株」
御神木の切株.JPG

昔は大きな杉群に囲まれていたという宇奈岐日女神社ですが、平成3年9月27日の台風19号によって約144本もの杉が倒れ伏してしまったそうで、やむなく伐採した中から切り株の大きいものをお祀りしていているそうです。
樹齢は最高のもので約600年だそうです。


境内より神門
境内より神門.JPG

御由緒
創祀は人皇第十二代景行天皇の御宇、十二年冬十月。嘉祥二年(八四九年)六月『從五位下』(続日本後紀)。元慶七年(八八三年)九月二日『正五位下』(三代実録)に叙されている。
延長五年(九二七年)『延喜式』の『神名帳』に列記された『式内社』である。
明治六年郷社、大正十二年県社に列せられた。
(境内案内板より)

神社の前には、美味しいお漬物屋さんもあるので、ぜひ立ち寄って見て下さいね(^^)
庭にチョウザメも泳いでいますよ♪⇒「湯布院「辻馬車」〜佛山寺〜宇奈岐日女神社〜

宇奈岐日女神社】:大分県由府市湯布院町川上⇒[ yahoo!地図 ]

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posted by miya at 13:23| 大分 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) |  ├ 神社・神宮(大分県) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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